移転・オープンの日である2016年11月9、10日の両日には、期待にあふれた人々が長い行列を作り、大いに賑わったという、大阪・交野市の『ルラシオンデュクールアミエル』。
旧店舗の時から、地元の暮らしに密着した店づくりで、ギフトやおみやげなど、様々な贈答の機会に売上げを伸ばしていたが、ギフトや手みやげなど、焼菓子が安定して売れることから、3年ほど前に初めて導入、移転を機に新しく買い替えたのがテックヨロズのクッキー成型機とクッキーカッターだ。
「以前は手で丸めていたので、大量の仕込みになると、本当に大変だったんです。
クッキーの詰め合わせやプチ・ギフトもよく出ていましたから、3年ほど前にクッキー成型機とクッキーカッターを一緒に採用しました。
それ以来、パティシエの負担が少なくなりましたし、この機械ならベテランでなくても任せられるんです」と、オーナー・シェフの大川原和弘さん。
また大量の仕込みに対応し、生産効率を上げるだけでなく、品質の向上にも役立ったと、大川原さんは言う。
「成型機は、余分な粉が付かないですし、練りすぎないので、生地がサクッと仕上がり、食べやすくなりました。良い状態で成型できるんですよ。
それと、カッターの方は、人の手では難しい、均等にカットするということができて、しかも速い。安定した商品を出すことができるのがいいですね」と満足そうな表情だ。
現在、ゴマやバニラ、いちごなど、定番の正方形のクッキーを製造する時に使っているが、普段は厨房の一角に置いておき、仕込みの時は、キャスター付きのマシンを移動して作業する。
新しいオーブンも2台入り、仕込んだ生地を順次、焼成する環境も整っている。新年からバレンタイン、ホワイトデーと、さらに頼りになりそうだ。
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