京成線・海神駅の近くにある『菓子工房アントレ』は、1971年創業の老舗であり、2代目の高木康裕さんはTVチャンピオンで優勝するなどトップパティシエとして活躍し、遠方からの客も多い人気店として知られている。
厨房と売店のある店舗から数百メートル離れた場所に、もう一つ工房があり、テックヨロズのアイスボックスクッキー成型機と冷凍クッキーカッターが導入されている。
「以前は手で成型して、切って、4段の平窯で焼いていたんですが、深夜まで作業しなければいけなくて、非常に作業効率が悪かったんです。しかも、人によって太さが違ったり、焼ける時間がさまざまだったりで、ロスも出ていました。
そんな製造体制で、クッキーの売上げが伸びていくと、供給が間に合わなくなってきたんです。クッキーのために毎日夜なべ仕事になるのはと思い、ラックオーブンとクッキー成型機、クッキーカッターを揃えました」
クッキー成型機とクッキーカッターの威力は絶大で、1回に30分もかからずに700枚のクッキーが出来上がるという。
「3人分以上の仕事をしてくれますね。メチャクチャ作業効率がよくて助かっています」
作業効率だけでなく、機械の性能の良さを実感した高木さんは、クッキー生地の配合を変えたそうだ。
「人間の手で成型するとボロボロになってしまう配合でも、クッキー成型機なら滑らかな生地に仕上がり、よりサクサク感が出せるようになりました」
『アントレ』では4種類のクッキーを出していて、ギフトに好評だという。
そして、同じ工房にはテックヨロズの卓上ミキサーも置かれている。
「大型のミキサーや小型の卓上ミキサーはあったんですが、ムースを仕込むためにメレンゲを立てる時など、大きすぎたり、足りなかったり。テックヨロズの卓上ミキサーは中間の大きさで、ちょうどよく、重宝しています」
繁忙期を迎え、ますます忙しくなる『アントレ』の工房で、テックヨロズのクッキー成型機とカッティングマシーン、卓上ミキサーは、なくてはならない機械として存在感を増している。
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