福岡市の都心から少し離れた住宅地にある上品な店構えの『フランス菓子ベルエキプ』は、オーナー・シェフの金子久幸さんが腕を振るう人気店だ。
さて、おいしい商品を提供するためには《鮮度》が第一だが、焼菓子の中でもクッキーは日持ちがすると捉えられがち。だが、クッキーが一番鮮度の差が出る、と金子さんは言う。
「ウチでは朝一番からクッキーを焼きますが、長くても2〜3日分くらいしか置きません。
頻繁に作りますから、アイスボックスクッキー成型機は、これがなかったら何もできないくらい大切な機械なんですよ。1回分の量の仕込みだったら自分がやった方が速いと思うんですが、それを1日に何度もやるわけですから、もしもクッキー成型機がなかったら夜中まで作業がかかるでしょうね。
購入して8年ほど経ちますが、生地を傷めないで済みますし、捏ねすぎたり、油脂が溶け出すようなこともありません。人間がやると、ひと揉みするだけで生地の状態が違ってきますので、誰にでも使えて、安定感があるのが何よりだと思っています」
また、テックヨロズのスーパーミキサーと卓上ミキサー、バイブロシフター(粉ふるい機)もオープン当初から使っていて、
「インバーター仕様のスーパーミキサーは、撹拌の速度を無段階で変えられますし、クッキーは現時点で15種類ほど作っていますが、その仕込みにも最高。それに卓上ミキサーは、厨房にスペースがなくて、大型のものを1台しか置けないので使っていますけれど、ちょっとしたクリームを立てたりする場合に重宝しています。
また、バイブロシフターも活躍してくれていますね。充分な空気を含んだ状態で粉を出してくれますし、周りに飛び散ったり、落下しない点も、汚れなくて助かっています」
テックヨロズの機械は、どれもいいものが多いので、使っている仲間から聞いて、迷わず選んだと金子さん。
「クッキー成型機とミキサー、バイブロシフターは、3点セットで必需品ですね」
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