唐津くんちで知られる佐賀県唐津市で、2004年のオープン以来、地域に根ざした店づくりと常連客に喜ばれるお菓子を提案してきた『パティスリー ホリ』。
　看板菓子の「ホリロール」をはじめ、良質な新鮮素材と《地産・地消》、作りたてをモットーに、長年、製造を手がけてきたオーナー・シェフの堀星治さんが、日々の仕事の中での負担軽減も兼ねて、2~3年ほど前に導入したのが、テックヨロズのクッキー成型機だ。
「それまでクッキーは、すべて手捏ねで作っていましたから、やはり時間と手間が取られるということもありましたし、テックヨロズのクッキー成型機はいつか欲しいと思っていたんです。
　でも一番には、製造途中の手作業によるターの酸化が気になっていたことが、購入の大きな理由ですね。
　それと、人手不足などの影響から、サブレなどの焼菓子作りを安心して任せられるスタッフがなかなか育たないこともあって、導入を決めました。
　実際に使ってみて、操作も問題なく使いやすかったですし、時間も短縮でき、焼き上がりの品質も申し分なくて、言うことなしでしたね」
　現在、販売しているクッキーは、オーソドックスなサブレタイプのクッキーなど７種類と、「ポルボローネ」２種類。
「お子さんなどが気軽におやつを買いに来られるように、シンプルで安価なサブレクッキーは70円台から揃えています。
　また、サクッと軽い食感が特長のスノーボールタイプのクッキー「ポルボローネ」は各173円でご提供。「ポルボローネ」の方の生地も、成型機を使うと細長い棒状の生地が出てきて、あとはそれを裁断していくだけで手間が省けますから、助かっていますね」
　配合も変えることなく、納得の味に仕上がって、生産性もアップ。その分、仕事の効率も上がって快適になったと、堀さんは、その性能の高さに満足している。
「テックヨロズのクッキー成型機は、操作性や時短、品質の良さ、どれを取っても、思っていた以上の働きをしてくれて、お世辞抜きで、導入して良かったと思っています」