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 1991年に埼玉県越谷市にオープンして以来、フランス菓子の伝統とエスプリを伝えるパティスリーとして、地元客の人気を集めてきた『キャトーズ・ジュイエ』。2007年4月には、東京の中心地で、より理想的な菓子を表現したいとの思いから、新ブランドとして『14juillet Tokyo』を東京・丸ノ内にオープンしている。
 さて、この東京店では、ビジネス街という立地からギフト商品の展開を重視。そのためオーナー・シェフの白鳥さんは、テックヨロズのアイスボックスクッキー成型機を導入した。
「このクッキー成型機に関しては、以前から同僚や先輩方の評判を聞いていたので、何の迷いもなく購入を決めました。
 とにかくスピードが速いので、非常に生産効率が上がりましたね」と白鳥さん。
 また、質の良い生地が出来上がるという点にも満足しているそうで、
「私はいくら生産効率が上がったとしても、質が落ちるようなら、機械を使おうとは思いません。でもクッキーの場合、手で仕込むと、どうしても成型の過程で練ってしまうんですよね。経験の浅いスタッフであれば、なおさらこねてしまったり、打ち粉も多くなるでしょう。
 その点、テックヨロズのクッキー成型機は粉を練り過ぎないので、とても良い状態の生地が得られるんです。
 このように、主力商品は成型機を使って効率化を図りつつ、手作業でなければできない部分には手をかけながら、個性のある商品作りに取り組んでいます」
 現在、サブレは約6種類が揃うが、この他に、「クッキー・トリュフ」も人気商品の一つに挙げられる。
「この商品は、通常のサブレよりも細い口金で生地を絞り出し、それを和菓子用の型を使って丸く抜いて、チョコレートを掛けて仕上げているんです。ショコラより安い価格帯ということもあって、ギフト関連の需要にも評判なんですよ」
 これからも、テックヨロズのクッキー成型機を活用することによって、様々なヒット商品が生まれていくことだろう。

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