『ラ・レネット』は2006年、愛知県豊明市にオープン。和素材も多く取り入れた幅広い品揃えが特徴で、オープン以来、地域の人々に親しまれている人気店だ。
2016年に10周年を迎える『ラ・レネット』では、さらなる商品の充実と作業の効率化を目指し、2015年の夏にテックヨロズのクッキー成型機とクッキーカッターを導入した。
「前に勤めていた店でもテックヨロズを使っていたので、実は自分の店をオープンしてから、ずっとほしいと思っていたのです。
手作業でやると、どうしても時間がかかってしまいますから、やはり作業効率の向上が一番の目的ですね。
ウチでは、クッキーの製造は若いスタッフやパートさんにお願いしているのですが、機械を購入してからは、以前の半分以下の時間で仕事が済むようになりました。
クッキー自体も、テックヨロズのクッキー成型機とカッターを使うと、均一で、非常に良い状態に仕上がるので、ロスもかなり減りましたね」と、オーナー・シェフの原田義弘さんは話す。
現在、クッキーは「抹茶」「黒糖きなこ」「クランベリーココナッツ」「チョコ」「チョコチップ」の5種類を出しているが、「紅芋」と「かぼちゃ」を試作中で、さらに「コーヒー」「紅茶」「黒ごま」を増やしていく予定だという。
「クッキーは今ある5種類から、10種類まで増やそうと思っているんですよ。
クッキーのみのギフトもお出ししているのですが、今は10枚入りまでしかなく、《もっと多いものはないの?》というご要望もいただいていましたので、10種類になれば、ギフトの展開もしやすくなるかな、と…。
機械化できる部分は機械化して、製造効率を上げることで、今後は、例えば百貨店やスーパーでの催事など、店内だけではなく、外に向けての販促にも力を入れていきたい、と考えているんです」
また、『ラ・レネット』の人気ナンバー1の生菓子は「クッキーシュー」で、シューの上に乗せるクッキー生地の製造にも、テックヨロズが活躍して
いるそうだ。
「以前は、パイローラーで生地を伸ばして抜いていたので、格段に仕事が速くなりました。
『クッキーシュー』は、多い時には1日に200個くらい売れるので、すごく助かっているんですよ。
繁忙期には、1〜2日に一度はクッキー成型機とカッターを使っていますし、いろいろな面でメリットの多い機械だな、と実感しているところです」
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