1998年に豊橋市にオープンした『ミルリトン』は、オーナー・シェフである綿引英二郎さんの《東京やヨーロッパで学んだお菓子を豊橋の地に伝え、広めていきたい》という思いからスタート。
以来、厳選した素材を使った丁寧な菓子作りで着実にお客の心を掴み、現在では、遠方から通うファンも多い繁盛店となっている。
さて、広々とした店内には多彩なアイテムが並んでいるが、焼菓子の棚に陳列されたクッキー類も、『ミルリトン』の人気商品の一つ。
そして、そのクッキー作りに欠かせないのが、5年ほど前に導入したテックヨロズのクッキー成型機とクッキーカッターである。
「購入した一番の理由は、進物を強化するためにクッキー類を充実させたいということと、作業の効率化。
機械を購入するに当たっては、いろいろなお店を見せていただいたのですが、《生地にスが入らないし、使いやすいところがいい》と聞いて、テックヨロズに決めたんです」と綿引さんは話す。
現在、クッキーは「ショコラ」「ノワゼット」「ココ」「紅茶」「シナモン」などの8種類と、シュクセシリーズの「カシス」「くるみ」「カフェ」「ピスタチオ」「アーモンド」の5種類で、合計13種類。 |
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それぞれに個性的な風味や食感を持ち、味わい深さと楽しみがあるのが特徴だ。
「実際に使ってみると、手作業で作るよりも断然早く、均一で、クオリティーの高いクッキーが焼けることを実感しました。
また、クッキー成型機とクッキーカッターを導入してからは、クッキーだけの詰め合わせも出せるようになって、売上げも順調に伸びているんですよ。
本来、クッキーは技術が必要な仕事ですけれど、今では入社1年目のスタッフでも、安定して、高品質の製品を作ることができるので、作業面でもすごく助かっていますね」
さらに、クッキー成型機とクッキーカッターは、「クッキーシュー」(1個・130円)にも活用。
「ウチの『クッキーシュー』は、サクサクの生地にオリジナルのカスタードクリームをたっぷりと絞った人気商品なのですが、シューの上に乗せる生地も、クッキー成型機とカッターを使っています。作業効率はもちろん、製品自体も非常に良いものが出来ますね。
どちらの機械も毎日使っていますが、とても調子が良いですし、購入した価値は十分にあるな、と満足しています」 |