『ケーキハウスノリコ』の長田敦幸さんは、オープン以来、テックヨロズの製品を多く導入してきた。今回は、チョコエンローバーと冷凍クッキーカッター、ミキサーについて、その導入の理由と使用感を伺うと、
「チョコエンローバーは、まずコンパクトであること。海外メーカーのものに比べて買いやすい価格で、しかもよく研究されていて、使い勝手も遜色ありません。
　チョコレートは11月から5月までですが、ボンボンショコラやチョコ掛けクッキーの製造に大活躍してくれています。
　チョコ掛けのクッキーはとても人気で、沢山作るのですが、素早く、薄く、均一に掛けられるので、手作業の時に比べて、1/5以下の時間で作れるようになりましたね。
　これは早い時期に入れた初期の機種なので、より薄く掛けたいとお願いして、普通よりも強いエアーを掛ける装置を別に作って、付けてもらいました。
　かなり面倒なことでも、自分のこだわりを話すと、聞いて対応してくれる。とてもありがたいですよね」
　そしてクッキーカッターは、売上げの3割程度を占めるクッキーを大量かつ安定的に作るためには、なくてはならない存在だ。
「厚さも一定ですから焼成もしやすく、仕上がりも安定します。コンパクトで、使い勝手もいいですよね。
　また、クッキー成型機は一号機を一緒に作ったので、よく知っているのですが、スタッフの勉強のために、あえて入れなかったんですよ（笑）」
　さらに、スーパーミキサーはオープン時に導入。
「価格も安かったし、国内メーカーにしてはミキサーボウルが軽く、女性でも扱いやすい。
そして、25コートの他に10コートのボウルも設置できるのが良かったんです。
　卓上ミキサーでは小さいし、25コートでは大きい分量を仕込むのに便利で、10コートがあるおかげで、卓上ミキサーを2台入れずに済みました。
　速度を細やかに調整できる装置を付けてもらい、使い勝手が良くなりましたので、まだまだ現役で頑張ってくれていますね」