福岡県筑紫野市に2店舗を構える『ル・サントーレ』では、二日市の支店にテックヨロズのクッキー成型機、原田の本店に同社製のクッキーカッターとミキサーが配備され、高品質のクッキー製造に力を発揮している。
オーナー・シェフの片嶋清助さんが導入したきっかけとなったのは、支店のオープンで、「2店舗になると作る量も増えますし、それまでは手で伸ばしていたんですが、正直、女性スタッフが悲鳴を上げるくらい大変でした。それに、形が不揃いになりがちなので、どうにかならないものかと思案していたんですよ。
そんな折、知り合いの店がテックヨロズの成型機を活用していたので、それを使わせてもらったんです。
ウチの配合で、食感や膨らみ、ダレ具合を確認しながら試作したんですけれど、予想を超えた出来映えにビックリ。練り過ぎがなく、サクサク感が大いに増したんです。《もっと早く、入れればよかった》と思いましたね」
7種類あるクッキーは、焼菓子の定番商品。クッキーの成型は一度に大量に行なうが、機械の扱いはパート・スタッフに任せられるほどで、仕事の効率化や作業時間の大幅な短縮につながっているそうだ。
一方、商品のクッキーは、鮮度を保つために、小まめに、ほぼ毎日焼成を行なう。そこで活躍しているのが、コンパクトなボディーのクッキーカッターだ。
「麺切り包丁で切っていた頃は、ケガをするスタッフもいて、《これはイカンな》と思いました。ある程度の量を人間が均一に切るのは難しいですから…。それに、切り方について僕がいちいちうるさく言うのも、ハッキリ言って時間と労力のムダだと思ったんです。
でも、テックヨロズのクッキーカッターを入れてからは、安定したクッキーが出来るようになり、スタッフの負担も軽減されました。
また、本店には、テックヨロズのスーパーミキサーもあるんですけれど、これはメレンゲや生クリームなど、仕上げ専用に使っています。
扱いやすく、安全ガードとボウルの昇降がキチンと確認できるので、安全に仕事ができますね」と、テックヨロズの機材に対する片嶋シェフの信頼と評価は高い。
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