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 奈良県香芝市にある『ステラリュヌ』は、数々のコンクールで受賞を重ねた田村泰範シェフが、2006年にオープンし、開業5年後に移転・リニューアルしたパティスリー。
 移転後、売上げが移転前の2倍になると同時に、焼菓子も右肩上がりに伸び、テックヨロズのクッキー成型機とクッキーカッター、粉ふるい機(バイブロ・シフター)は今や、なくてはならない存在になっている。
「修業中にも使っていて、本当は開業と同時に入れたかったのですが、当時はスペースがなくて諦めていたんです。
 でも、前の店舗にプレハブの工房を増やした時に導入してからは、ずっとクッキーカッターを使っています。オープン当初は包丁でカットしていたくらいですから、生産効率は5倍以上になりましたね。
 また、クッキー成形機は、以前のタイプより場所を取らず、スピード調整が上手くできます。自力でベルトコンベアが動くので、より使いやすくなり、機器そのものがシンプルになって、進化しましたね。クッキーカッターも、以前と同じように安全面がキッチリしていて安心。
 そして粉ふるい機は、テックヨロズさんの製品を見た時に《こんなに小さいの!》と思ったくらいコンパクトで、クッキーを仕込む時も何度かに分けて使えば、全く問題なし。手ぶるいしていた時間や労力も有効に使えるようになりました」と田村さんは話す。
「バニラクッキー」を筆頭に、売れ行き好調なクッキーの製造に用いる他、田村さんはガレットやポルボローネにも、これらの機器を使用している。
「ガレットは、以前はパイローラーで伸ばして抜いていましたが、成型機でいけるんじゃないかと気づいてから、冷やし固めた生地を成型機に入れ、また固めたものをカッターに入れています。
 ポルボローネも、一般的には、いちいち抜きますが、成型機を使って量産できないかと思って、テックヨロズさんに相談し、特注のアタッチメントを作ってもらいました。機械を導入したからには、活かしたいですからね。
 二つのアタッチメントのおかげで量産でき、わざといびつなままにした形もかわいい。バレンタインやホワイトデーには本当によく売れましたよ」